私目線で発信

介護制度を知ろう!そのⅠ

2020/12/07
 
この記事を書いている人 - WRITER -
anmasako
このブログの他に「anmasako わたし流ファッション」「anmasako わたしの部屋」を書いています。 わたしの忘備録、亡くなった母のことを綴った5冊の「介護ノート」を開きながら、私目線で介護の世界を発信します。 少しでも、介護のお役に立てればうれしいです。

こんにちは。anmasakoです。
レビー小体型認知症と診断された2007年頃にはすでに母は介護制度を利用していました。
しかし母と同
居していた姉にその頃のことを聞いても、あまり覚えていないということでした。そこで私がその当時使っていた卓上カレンダー、手帳、姉との母に関してのメールから過去を探ることにしました。
そもそも、その頃の私は介護制度についてまったく知らなくて、母が週2回デイサービスに行っていることやヘルパーさんに来ていただいているということしかわかりませんでした。
介護保険料については支払っ
ているという認識だけはありましたが、それがどんなものなのかは詳しく考えたこともなかったのです。
介護制度は正確にいうと介護保険制度といいます。40歳になると必ず介護保険に加入をし、介護保険料を納めなくてはならない義務が生じます。この制度のより、65歳以上の
人は介護サービスを受けることができます。サービスを受けるには自己負担があり、負担率は収入で1割負担または3割負担することになります。でもその前に、お住まいのある市町村の介護保険担当窓口で申請して、後日認定調査員による介護の認定をしてもらい、
はじめて介護度が決まり、その度合いにより要支援1~2、要介護1~5に認定されます。
それによって介護支給限度額が決まり、その範囲内でサービスを受けることができます。
ここで注意しなければならないのは、限度額を超えると実費となりたいへんな金額になります。私も母の限度額が超えた時は大いに困りました。サービス利用票、サービス利用票別表については改めて書くことにします。
介護度は3年ごとに見直しがあり、母の場合は最初は要支援から始まり、3年ごとに要介護度が一つずつ上がり、亡くなる頃は要介護4となりました。
要介護に認定されると、介護度によりさまざまなサービスを受けることができます。
母の要介護1の時は、朝、介護施設からお迎えがきてデイサービスに行って昼食や入浴や心身向上のためのレクリエーションをして夕方自宅に送ってもらっていました。最初は行くのが嫌だと言っていたのですが、やがてデイサービスに何を着て行こうかとか言うようになり、姉に洋服を買うため、買い物にも連れていってもらっていました。今思うと、自宅に一日中いた時とはちがい、傍の目を気にしておしゃれもするようになりました。
人にもよりますが、高齢者にも刺激が必要であるということ、それからもそう感じることが多々ありました。介護サービスとして食事の調理というサービスも受けていました。
この時も、ヘルパーさんが調理をしている時、母が「そんなにほうれん草茹でたら、柔らかくなり過ぎやで」とアドバイスもしていたそうで、ヘルパーさんとの会話も楽しんでいたようでした。
話は戻りますが、介護度も決まり次はどのようにしたら、母のようにデイサービスや生活援助サービスを受けることができるようになるのか。まずはケアーマネージャーを探すことから始めます。母が住んでいる近江八幡市では「近江八幡市総合福祉センターひまわり館」という介護のことなんでも相談にのってくれるところがあります。そういった自治体が地域で活動しているケアマネージャーを紹介してくれます。困ったりしたらすぐ連絡が取れるように、近隣のケアーマネージャーが所属している介護支援所にすると何かと助か
ると思います。ただし、ケアーマネジャーも人間です。合う合わないがあります。やはりできるだけこの人と思える人を選ぶことが大切です。ケアーマネージャーは合わなければ変えることもできます。私が母の介護に関わってからのケアーマネージャーさんにはほんとうに良くしていただき、感謝しております。

介護の大切なポイント、ケアーマネージャーさんしだいで介護は変わります。
さて、今回はこれまでです。お読みいただきありがとうございました。
次回は「介護制度を知ろう!そのⅡ」です。ぜひ、引き続きブログ「anmasakoわたしの介護忘備録」へお越しください。
お待ちしております。
anmasako

 

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